地方自治法(昭和22年法律第67号)第234条第1項の規定により、平成21年度(明許)都市公園活用推進事業(単独整備)
山形県総合運動公園陸上競技場 観客席増席工事の請負について、一般競争入札を次のとおり行う。
なお、この入札は山形県電子入札システム(以下「電子入札システム」という。)により執行する。
平成22年11月26日
山形県知事 吉村 美栄子
1 入札書の受付期間、開札場所及び開札日時
(1) 入札書の受付期間 平成22年12月20日(月)から平成22年12月22日(水)まで
(山形県の休日を定める条例(平成元年3月県条例第10号)に規定する
県の休日(以下「県の休日」という。)を除く。)
(2) 入札書の受付時間 午前9時から午後5時15分(入札書の受付期間の最終日にあっては午後4時)まで
(3) 開札場所 村山総合支庁 6階共用入札室
(4) 開札日時 平成22年12月24日(金)14時15分
2 入札に付する事項
(1) 工事名 平成21年度(明許)都市公園活用推進事業(単独整備)山形県総合運動
公園陸上競技場観客席増席工事
(2) 工事の場所 天童市山王地内
(3) 工事の概要 観客席増席工事 1式
(4) 工期 平成23年3月30日まで
(5) 予定価格 164,899,000円(消費税及び地方消費税を含まない。)
(6) その他
▲この工事について、わたしの意見と県職員の××さ加減を書いてみる。
・先ず、明許繰越の事業である。そして単独整備。ということであれば県の予算を補助金無しで、21年度で使えなかったお金を繰り越して工事すると言うことです。
繰越なので発注が今ということは、発注までかなりの余裕な時間があったということです。その間、県職員は何をしていたんだ?という疑問がわきます。
工事概要を聞いたのですが、ゴル裏(ホーム自由)を上段方向に嵩上げするらしいです。その数、約1,000席。
満員になるのは年1回か2回ほどのスタジアム(陸上競技場)に、一億六千万もお金をかけて改修するなんて馬鹿げていると思う。
そしてすぐに浮かんだことは、今でもゲーム後の退場には多大な時間を要しており、これが1,000人増えるかと思うとゾッとするということ。
通路を確保しないと....というか今でも通路は問題が多いのにそう言うのをリサーチせず仕事をするところが山形県職員らしい。
加えて、サッカーにせよ陸上にせよ、今でさえピッチやトラックまでが遠いのにまた、遠い観客席を作ってどうするんですかと聞きたい。
この、山形県職員の仕事というものは元々、利用者(県民)レベルで考えていないことが多い。何処ぞやの要望を要望そのままに利用者レベルを考えずに仕事をしてしまう事が多い。
この工事こそ、その象徴たる工事ですよ。
まず、俺なら入場者数の多いモンテディオの試合を確認して、設計に役立てます。ただ、単に1,000席を増やすだけでは安全管理に重大な問題があります。退場の導線を整備した上での増席が好ましいと普通の人なら判断できるはずです。
次に、利用者の意見を聞き取りします。
利用者は、ほぼモンテディオ山形と山形県陸連でしょうから、その二つの団体からは必ず要望等の聞き取りを行います。可能な事があれば取り入れますし、設計に生かしていきます。
こうして書いているとき、こんな事書いても傍観的クレーマーでしかないので、都市計画課に電話して担当と話しました。というか、こちらの要望を伝えました。
彼は2010仙台戦でNDに来ていたそうです。とても正直な方で私からいわれるまで1,000席増えた事による歩行や退場に関する不具合は想像できなかったそうです。
特にも退場時以外でもハーフタイムや試合前の時間に観客者同士が階段や通路ですれ違うだけでも困難を期待していること。退場時には一方通行で再下段の通路をゴール裏スタンドの全員が通行すること。などを伝え、その導線の幅員確保を要望してみました。
担当者曰く
基本的に設計が決まっており、大がかりな変更は出来ません。ご指摘されたように私が全く気にしていなかった導線の幅員確保等について検討します。
出来るかどうかわかりませんが、課内で相談の上、お知らせします。
以上でした。
まあ、こんな風に県民や利用者の意見が県の行政に活かされることは非常に少ないのが今の山形県です。
いつも思うのですが、県民のための事業を行うなら、机上だけの検討はやめて住民レベルに視線を落として山形県の行政をやっていって欲しいです。
おわり