さて、このblogをお読みの山形サポーターのみなさん。
昇格のうれしさも落ち着きましたでしょうか?(^_^)
私もサポーターレベルとして正月まではこの嬉しさを満喫したいですねえ。
しかし、昇格する以前から先を見通してもうクラブとしては動いていますね。きっと。
さて、モンテディオ山形の財政難は、数年前から問題になっていて。
その中でも、昇格基金(約1億だったと思う)の取り崩しは、2007、2008と行って2009がラストイヤーになるはずだった。
え?ラストイヤーですよ。昇格に絡める選手を集めるにはこのお金が必要。
底がつけばまた元の位置からのやり直しでした。
取り崩しが終わるまでにJ1昇格して観客動員を大幅に増やせば、少しだけチームは安定するのだが、昇格を争う時期になっても、また昇格を決めても10,000人を切るような動員ではいかにモンテディオ山形が定着していないかがおわかりだろう。
来年は対戦カードの豪華さと物珍しさで間違いなく観客動員数は伸びるだろう。
しかし、J2に戻ることがあったりすれば、また元のサポーター数に戻るに違いない。
かなりひいき目に考えても、新規観戦者がモンテディオに大ハマリにはまってくれてリピーターになる確率は、いいところ現在のサポーターの1割り増しぐらいだろうと俺は考える。
さて、山形を応援している方々にとってはこの度の昇格で、山形の誇りがますます増幅したであろう。しかしながら、一般の県民にとっては昇格さえ知らない者、昇格しても「どうせ一年で降格だべ。」と言う人さえいる。
昇格したから後押ししてみるか!と何故!前向きになれないんだと心底思います。(腹立つ!この県民性)
そんななか、一度山形をリセットし、新しいチーム名やコンセプトで県民のスタートラインを設けるという考えでは「フルチェンジ構想」は無きにしもあらずという感じですね。
チームの存続や反映、これからを考えるに本当の意味で山形を考えている思っている意見だと考えます。
今までのレールに乗ってただ単に応援していくだけでは山形は安定しないし、強くなるかという疑問が俺にはつきまといます。
少しの変化やリスクを負いながら、向上していかないとこの大好きなチームは存続さえしなくなる可能性いや危機をいつも抱えていると言うこと。
安易な名称変更やチームカラーの変更は俺も反対なのですが、それに至るまでの経緯や流れをもう一度自分の中で確認したいものです。
J1行ったからチームが豊かになる ×
J1行ったからもう安心! ×
J1いったから.......
チームは何も変わっていない。ステージが変わっただけだと言うことをもう一度しっかり認識しよう。
さて、3億の融資をいただいたわけだが、全部強化費に回せるわけがないよね?
俺の想像に過ぎないが、強化費に回せるのは良くて2億。後は運営費に回されるとおもう。
J2からJ1に変わったことで、すべての表示や消耗品にかかる物、加えて警備の増員、また備品に至るまでJ1仕様に変更しなければならない。
また、選手も今の30人から35人ぐらいへと増幅しないといけない。ベンチ入り人数が増えるからだけじゃなく、サテライトとの試合のバランスや今よりハードワークが課せられるJ1の舞台ではこの増員は必須のような気がする。
この5人と、運営費の増加でたぶん3億は使ってしまう。
ということで、この3億の融資は心よりありがたいが、実質のチーム力を現状維持するほどの金額でしかないと言うこと。
大口スポンサーも付くかもしれない。でもそれはわからないこと。
モンテディオ山形を愛する人が増え、観客数が増加し、いつも1万を超え、そこに楽しさがあり、資本家として広告を出してみたくなる観客、華やかさがあり、すべてにつながる。
繰り返すが、本当にクラブを安定させるには基本に返って、観客数の増員であることを認識しよう。
もうすぐChristmas!
今年は昇格という大きなプレゼントをもらいました。もう、お年玉も昇格でもらったようなものなので十分です。(^_^)