さくらんぼ泥棒は捕まらない
【探偵ごっこ(さくらんぼ泥棒編)】
まあ、禁断とも言われているこの話題。敢えて、憶測と推測で推理してみる。
さくらんぼ泥棒の不思議
1.毎年、県警本部の指導で監視隊を編成する。
2.毎年少なくとも1件の被害はある。
3.犯行時間は四六時中、白昼も問わない。
4.何故か、犯人は捕まらない。
◆単純にこれはさくらんぼの価値を上げるため野戦略だと推測する。
誰も露地栽培の「大根」や「ネギ」は盗まない。強盗も貴金属は盗むが駄菓子は盗まない。
盗む=高級品というイメージを植え付けるために意図的に仕組まれた「さくらんぼ泥棒」だと推測してみる。
◆次に思うのはマスコミの無料利用だと推測する。
出荷の時期になり、さて!さくらんぼシーズンの始まりとなれば広告宣伝したい。監視隊などの結成はマスコミも食いつくだろう。まずはこの監視隊の結成でさくらんぼの時期のお知らせを全県に流すわけだと推測してみる。
もちろん、この後の泥棒被害についても被害届を出せばマスコミが騒ぐ。
◆被害の真実は虚言か本人の勘違い及びぼけ?と推測してみる。
まず、一晩でさくらんぼを盗むとしよう。
さくらんぼは傷みやすいので商品価値のある摘み方をすれば、それなりに時間がかかる。さくらんぼの収穫時期にさくらんぼ農家が大量に雇用を創出するのはその理由である。
団体様の窃盗団でさくらんぼの木をわさわさ揺らしながらさくらんぼ泥棒は出来ないだろう。少なくとも窃盗なら2、3人が無難と言ったところ。
1kg5,000円(普通のレベル)として一晩で10万円を盗むとしよう。20kg盗まなければならない。約150個ぐらいで1kgだから、3000個をもぎ取らなければならない。暗い夜中に痛まないように大事にである。
俺ならしない。そんな苦労な泥棒はしないw
というわけでさくらんぼ泥棒はいない!と推測してみた。
◆いやまて!犯人はいる
その反面犯人は居ると推測してみる。
【犯行物語その1】
さくらんぼ農家に生まれた長男(佐藤錦氏)彼は小さい頃からさくらんぼの収穫を手伝い、農家を支えてきた。その彼ももう19歳。会社勤めの傍らさくらんぼの収穫を手伝わなければならない。彼のオヤジは「今度の日曜日、さくらんぼモギ手伝えよ!」と。彼は「ちぇっ、デートの予定があったのに。」と渋々さくらんぼの収穫を手伝う。辛い労働が終わると、彼は「待てよ?こんなに手伝って何も無いのかよ!?」と。彼はそれを機に犯行に及ぶことになる。出荷寸前のさくらんぼを拝借し、近くのお店に売ってこようと。
犯行に及んだ彼は、次のデートで彼女にプレゼントを買い、楽しく過ごしましたとさ。
【犯行物語その2】
さくらんぼ農家に嫁いだ嫁(佐藤桜さん)は、結婚して3年目を迎えようとしていた。さくらんぼの収穫はこの2年間しっかり手伝っている。彼女の親戚、友人知人は山形の大きなさくらんぼ農家に嫁に来たことは重々承知である。昨年、里帰りしたときも親戚達に「さくらんぼ送ってね。」などと冷やかされた。今年、思い切って舅達にさくらんぼを親戚に送りたいと掛け合ってみた。しかし、「それは売り物だから」と姑はクズのさくらんぼを送れという。いくら親戚に送るさくらんぼだとしてもクズのさくらんぼは…..と思った彼女は夜遅く出荷寸前で箱詰めされたさくらんぼを自分の車のトランクに。
そのあと、宅配便で……
まあ、犯人が居るとすればこんな感じかな?と推測してみる。
これを被害と勘違いして出しているような気が。
まあ、俺が推測するに【さくらんぼ泥棒の不思議】はこれらが根本にあるような、と推測してみる。
推測なので.....あくまでも 推測なので。